京都大学病院西構内 聖護院川原町遺跡(2023年度)
2023年11月27日(月) 遺構を掘り終えました。


下部の砂礫層上面で検出されていた南北方向の溝の掘削を朝より進めました(写真1:西南から)。
西壁際には幅1m深さ30㎝程度のしっかりとした溝がありますが、ほかは幅や深さ10~20㎝程度の浅いものが中心で、遺物も微量しか含まれていません。
その内容から、時期的にはこれらの溝群も江戸時代の後半期のものではないかと想定しています。
夕方までには全体を掘り終え、全景の撮影をすることができました(写真2:西から)。