高大連携プロジェクト
高校生向け特別授業「考古学の可能性-自然災害編-」(2021.05.07)

滋賀県立膳所高等学校との特別授業の様子
【特別授業の様子】

本センターでは、今年度も、滋賀県立膳所高等学校との高大連携プロジェクトの一環として、2021年5月7日(金)に特別授業を行いました。新型コロナウィルスの影響で、感染対策をとった上で膳所高校で実施することになりましたが、対象生徒の15名全員が参加しました。

遺跡発掘から過去の土砂災害痕跡を抽出するという災害考古学の研究について講義するとともに、災害堆積物から出土した土器を手に取りながら、考古資料を通常とは異なる視点から観察しました。
出席した生徒からの、「ただ「古さ」を感じるだけでなく、その土器の破片がどのような状態なのかに着目することでまた一つ、土器が語る情報に気付けるようになりました。」といった感想にもみられるように、資料には多様な見方があることを実感してもらいました。

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