高大連携プロジェクト
高校生向け特別授業「考古学の可能性-使い手の心理に迫る-」(2022.09.02)

滋賀県立膳所高等学校との特別授業の様子
【特別授業の様子】

本センターでは、滋賀県立膳所高等学校との高大連携プロジェクトの一環として、2022年度も特別授業を行いました。新型コロナウィルスの感染対策を十分に講じた上で、9月2日に、3年ぶりに本学で実施することができ、対象生徒14名が参加しました。

弥生時代の煮沸土器を実際に手に取って当時の製陶技術の高さを実感してもらうとともに、お墓などに安置された土器の向きから当時の土器扱い時の心理に迫る研究の講義もしました。
出席した生徒からは、「弥生土器を触らせていただき、持つと思ったよりも軽くて、教科書で言及されていた部分にとても納得がいったし、先生が作ったものと比較すると、弥生時代の人々の技術の高さが感じられて、古代に対するイメージが変わった」、「当時の人がモノをどのように配置していたのかということから従来の考古学では知り得なかった習わしを見つけることが出来たというのは驚いた」、といった感想も寄せられました。

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