資料室
7.鎌倉時代の邸宅跡


遺跡名・調査区
京都大学西部構内 AW20区
調査期間
2008年1月8日~2009年4月10日
概要
課外活動施設の新営にともなう発掘調査で、鎌倉時代の邸宅を構成していた石敷をともなう建物跡や庭園の配石、玉石敷の祭祀遺構などが見つかっている。
西部構内は、太政大臣西園寺公経(1171~1241)が池泉を配した豪奢な別邸を営んだことに由来する「吉田泉殿」の地名が残り、これらの遺構は、その伝承を裏付ける重要な資料である。
文献
京都大学構内遺跡調査研究年報 2009年度
特記事項
なし