資料室
14.和歌山県瀬戸遺跡(和歌山県西牟婁郡白浜町 京大瀬戸臨海実験所内)


遺跡名・調査区
瀬戸遺跡(京都大学瀬戸臨海実験所内)
調査期間
第1次 昭和51年9月27日~同10月13日
第2次 昭和52年2月15日~同3月31日
第3次 昭和54年9月17日~同10月19日
第4次 昭和56年9月14日~同11月20日
第5次 昭和57年9月29日~同10月24日
概要
和歌山県西牟婁郡白浜町瀬戸所在の京都大学瀬戸臨海実験所構内では、昭和39年度の図書館建設時に縄文時代の石棒が出土したことなどを受けて数次にわたる調査が行われ、縄文~奈良時代を主とする複合遺跡が存在することが確認されている。
第2次調査では縄文時代の人骨や貝塚などがみつかった。また、古墳時代の製塩土器なども出土しており、第5次調査では奈良時代の石敷製塩炉が検出された。製塩炉は同実験所構内の水族館東側に移築復原されている。
文献
第1次 京都大学構内遺跡調査研究年報 昭和51年度
第2次 京都大学構内遺跡調査研究年報 昭和52年度
第3次 京都大学構内遺跡調査研究年報 昭和54年度
第4・5次 京都大学構内遺跡調査研究年報 昭和57年度
特記事項
京都大学瀬戸臨海実験所・水族館東側に製塩炉を移築復原。