5.江戸時代末期の土佐藩邸

土佐藩邸の南限を画する堀
【土佐藩邸の南限を画する堀】
出土した桟瓦の刻印(拓本)
【出土した桟瓦の刻印(拓本)】
遺跡名・調査区

京都大学北部構内 BA28区

調査期間

1992年3月9日~同4月20日

概要

慶応4(1868)年刊の『改正京町御絵図細見大成』には本学北部構内にあたる場所に「土州屋敷」(土佐藩屋敷)が描かれている。1992年度の発掘調査では、この幕末土佐藩邸の堀や藩邸内の井戸がみつかった。堀からは大量の桟瓦が出土しており、これらは刻印から土佐で生産されたことがわかっている。

文献

京都大学構内遺跡調査研究年報 1994年度

特記事項

なし

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