8.奈良時代の竪穴住居・鎌倉時代の木棺墓

奈良時代の竪穴住居跡
【奈良時代の竪穴住居跡】
木棺の存在を推定できる中世の土壙墓
【木棺の存在を推定できる中世の土壙墓】
遺跡名・調査区

京都大学本部構内 AT27区

調査期間

昭和55年2月1日~同3月31日

概要

昭和54年度の本部構内実験排水漕設置に伴う第1次の調査で、奈良時代の竪穴住居2棟が発見された。いずれも隅丸方形の平面で2枚の床面をもつ。
また中世の土壙墓もみつかっており、これらは現地に埋め戻し保存された。土壙墓の底部からは木棺の存在が推定される分布状態の鉄釘や木片が出土した。

文献

京都大学構内遺跡調査研究年報 昭和55年度

特記事項

なし

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