京都大学病院西構内 聖護院川原町遺跡(2023年度)

2023年11月15日(水) 表土の除去を終え、近世遺物包含層の掘り下げをはじめました。
作業中の調査区を南西から
【写真1 調査区全景・東から】
【写真2 黒灰色土掘り下げ・南から】

午前中に表土層や撹乱の除去を終えて清掃し、全景の撮影を行いました(写真1:東から)。

漆喰製の円形井筒をもつ野壷或いは井戸が既に露出していますが、それ以外には現状では遺構は把握できていません。
ただし、調査区の東北側が高まりとなっているようで、表面の土壌の様子が異なっており、今後検討が必要です(写真1右半の白っぽく乾いている範囲)。

図面の作成やレベルの記録を終えた後、午後には近世遺物包含層である黒灰色土の掘り下げをはじめました(写真2:南から)。
厚いところで15㎝程度あります。

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