京都大学病院西構内 聖護院川原町遺跡(2023年度)

2023年11月22日(水) 淡褐色土層の掘り下げをすすめています。
淡褐色土層の掘り下げ・南東から
【淡褐色土層の掘り下げ・南東から】

江戸時代の遺物包含層と目される淡褐色土土層の掘り下げを進めてきましたが、8割方終えつつあります。

下部の砂礫層が見えてきている状態で、大きな掘り込みなどをともなう遺構は無さそうです。
ただし、調査区中央付近に、やや西に方位を振る、南北方向の幅20㎝程度の列状集石が淡褐色土土中から見つかったため、これを残して周囲の掘り下げをしています。 耕作のための湿気抜きなどか、何らかの区画を表すものでしょうか。
今後断面も含めて精査を進めていきます。(写真は南東から)。

ページトップへ戻る