京都大学医学部構内 吉田橘町遺跡(2024年度)

2025年03月12日(水) 中世の遺物包含層掘り下げと遺構検出を進めています
調査区西半(南から)
【写真1 調査区西半(南から)】
調査区東半(東から)
【写真2 調査区東半(東から)】

中世の層である茶褐色土層の掘り下げをすすめています(写真1 調査区西半を南から)。
20~30㎝程の厚さがありますが、下部から集石や土師器のまとまりが見えてきています。

掘り下げを終えると多くの範囲は黄褐色の土層が堆積しており、その上面を精査して遺構検出もはじめています(写真2 調査区東半を東から)。
無数のピットや掘り込みが複雑に切り合っており、中世におけるこの地の開発活動の活発さがうかがえます。

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