発掘速報
京都大学北部構内 北白川追分町遺跡(2025年度)
2025年12月17日(水) 古代遺構面の全景撮影をしました
古代以前の遺物包含層とみている黒褐色土の掘り下げを終えて、調査区の全景を撮影しました(写真)。
遺物としては古墳~奈良時代のものも出土していますが、この面で確認されているのは後世の中・近世の溝やピットにとどまり、平安中期以前の古代の遺構はほとんどありませんでした。
これから掘り下げていく黒色土は、20~60㎝あまりの厚さがあり、とくに調査区の西側へと厚くなっているようです。
写真の右手側になる調査区の西半は、上面がややくすんだ色調となっていることからもわかるように、上半部に質の異なる堆積がひろがっています。 谷状に低くなる旧地形を反映しているのかもしれません。
これらがどのような性格で、どの程度の年代幅となるものなのか、包含される遺物に注意しながら調査を進めていきます。