京都大学北部構内 北白川追分町遺跡(2025年度)

最新情報
2026年01月14日(水) 先史時代層(黒色土層)の掘り下げを進めています
黒色土層掘り下げ中の状況(北から)
【写真1 黒色土層掘り下げ中の状況(北から)】
基盤の砂層上面に飛び出している巨礫頂部のようす(南から)
【写真2 基盤の砂層上面に飛び出している巨礫頂部のようす(南から)】

黒色土層の掘り下げを、基盤である砂層上面まで進めています。
調査区の北辺一帯は、若干の遺物出土がみられるため人力で掘り下げており、一方で出土の乏しい中央一帯は小型重機の力を借りて進めています。

それらの範囲で露出してきている基盤の砂層上面は、微かな起伏がみられ、まだらに黒色土や砂礫が認められますが、いまのところ人為的に掘り込んだ遺構と言えそうなものは見つかってきていません(写真1)。

この黒色土の下部から砂層の上面でごくわずかですが確認されている遺物は、縄文前期末頃とみられる土器が目につきます。 また、遺構・遺物とは言えませんが、1mを超える大きさの巨礫の頂部が、頭を出しています(写真2)。

吉田キャンパスでは弥生前期末の土石流の存在は知られていますが、縄文時代以前にもこのような巨礫をもたらす流れがあったことがわかります。 この巨礫については、最終的には下部まで露出して埋積状態を詳しく確認しておく予定です。

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