京都大学北部構内 北白川追分町遺跡(2025年度)

2026年01月06日(火) 先史時代層(黒色土層)の掘り下げを進めています
黒色土層掘り下げ途中の全景(南から)
【写真1 黒色土層掘り下げ途中の全景(南から)】
溝状輪郭の検出作業状況(南から)
【写真2 溝状輪郭の検出作業状況(南から)】

昨年にひきつづいて黒色土層の掘り下げを進めています。
厚い黒色土層の上層15㎝程度を全域で掘り下げ終えたところで、いったん遺構の存否を確認するため精査をしています(写真1)。

しっかりと掘り込まれたり遺物がまとまって出土するような遺構は見つかってきていませんが、おおむね北西-南東方向にはしる細い溝状の輪郭がいくつか現れてきています(写真2)。

方位を無視してはしるこのような溝は、古代以前には、まま見つかることがあります。
調査地の南を北東-南西にはしる尾根状の地形に直交するかのような方向であるともみなせることから、排水溝として人為的に掘られたものであるほかに、自然の流れや微起伏に類するものの可能性も考えられます。
記録と掘り下げを続けながら、今後検証を続けていきます。

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