京都大学北部構内 北白川追分町遺跡(2025年度)

2026年01月21日(水) 最終面の全景撮影をしました
砂層上面の調査区全景(南から)
【写真1 砂層上面の調査区全景(南から)】
近世井戸の検出状況(南から)
【写真2 近世井戸の検出状況(南から)】

縄文時代~弥生時代前期までの遺物を少量ですが包含して厚く堆積していた黒色土の掘り下げを終えて、調査地の基盤層とみている砂層上面の全景を撮影しました(写真1)。

全景撮影はこれで最後となります。
この面での遺物出土は確認していません。 まだらに黒色土や褐色土のひろがりがみられますが、人為的な遺構によるものではないだろうと考えています。
今後は、壁面際を中心に深掘りをして下部の確認をするとともに、層位記録の作成をしながら堆積環境の検討をおこなっていきます。

また、上面では性格がつかめていなかった150㎝四方程度の深い掘り込みについては、円形の木桶のようなものを井筒とした井戸(或いは水だめ)であることがわかりました(写真2)。
出土遺物から近世の遺構と判断されます。 これらの未調査遺構も今後掘り下げと記録を進めていく予定です。

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